製作者:マーチン&アップル
作 品:D社SHINKUの改造
▼作者のコメント
■製作手記
妻と二人で始めた投げ釣りなので、いつも二人で製作しています。
今回のクーラーは「SXU-80 SHINKU」の名の通り、真空パネルを使用しているので穴を開けることを躊躇しました。
そこで正面には強力な両面テープでエサ箱と手洗いバケツ【小物入れにも可】をステー止めしました。両方とも取り外しは可能です。
手洗いバケツはD社のステーを使い、ステンレスナット止め。エサ箱は竿立てに付けることも可。
道具入れは妻が使い古したユニ●ロのバック。裏にプラ板を挟んで縫い止め、そこにベルトを通しています。ハサミやペンチはもとより、仕掛け、小物を収納するポケットが多いので愛用してます。替えスプールから深夜早朝のヘッドライトなども収納しています。
内蓋は薄いベニア板を加工しニスを塗り(気になる方はうるし塗りの方が良いと思います)、保冷効果のために一センチほどのスポンジゴムをはりつけ、時折開ける左側と魚を入れる右側は切り離して開きます。
タッパをジャリ用とチロリ用に二つ。キス用に蓋をくりぬいたものを一つ。蓋をくりぬくことでビニールを挟めるのでクーラーは汚れません。
この蓋の厚みですとクーラーの蓋を閉じるとジャリメも逃げません。
シンカーホルダーはコムさんのところのシンカーホルダーをどうつけるか、一番悩むところでした。
ここでもD社の小物ステーを使い、写真のようにがっしりとはめることを妻が考えつきました。木製の加工品なので、海水などによる劣化が気になるのでニスは重ね塗りしています。
下を止めているゴム足はホームセンターなどで100円くらいで買えます。厚さ的にはちょうど良いものがありました。
■製造後記
こうして造ってみるとアイデアはほとんど妻が考えたようなものです(笑)
私がやった程度の加工はみなさんがやられているし、もっと凄いものを浜でおみかけすることもありますが、どんな形にしろ穴を開けないでも素人加工ができるものだという見本ということでご紹介しました。保冷力を落とさないのは魅力です。
実釣でも不自由なく使用しています。今後は道具入れの雨対策などまだまだ加工の余地があると考えています。
クーラー全体、蓋開け、中蓋セット
クーラー中蓋開け
ドットホルダーの固定
ドットホルダーのヨコ面
アップで
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